ファンダ周辺状況
◯ユーロ
ECBの金融政策正常化問題。
「複数のECB関係者が来年半ばの利上げ、今年末の量的緩和終了を見込む市場予測に違和感はない」と述べていると報道あり。
これにより、量的緩和終了と金利引き上げ見通しへの期待から反騰。
◯ポンド
英国のEU離脱問題。
離脱後の移行期間等に関する条件でEUと英国が大筋合意と報道あり。
バルニエEU首席交渉官:離脱後の激変緩和に向けた「移行期間」を2019年3月29日の離脱後から2020年末まで設けることで合意したと発表。
これにより離脱による混乱リスクが後退として19日夜にはポンドが反騰。
◯国内政局
財務省の公文書偽造等森友問題から、政局不安拡大
内閣支持率急落。
5月総辞職観測も出始めているもよう。そのため、リスク回避的な円高圧力が高まるかたちか?
FOMCでドル高色が鮮明にならないようなら円高加速のきっかけにも。
◯ダウの状況
フェイスブックの情報漏洩事件を受けて、株価下落。ダウも下落中。
2月末に一度持ち直しをみせたダウだが、3月に入って、新たな戻り高値更新が出来ていない。
徐々に下落してきている印象。2月安値を再度試してもおかしくない動きに。