ドル円来週の分析
週末いかがお過ごしでしょうか。
自分は、ちょっと本業が忙しくて、てんやわんやですが…。。。まぁ、やりたいことがあって、それと本業が絡んでいて、かつ娘の面倒もみて、って感じなので、グダグダですね。
まぁそれは良いとして、来週のドル円です。
シリア情勢が気になるところではありますが、個人的には一過性のものだと見ています。
理由としては、以下。
・戦争は戦争なので、有事であることから有事の円買いは起きると思われます。
・一方で米国は資源国でもあるため、石油・鉱石が多く買われることから、米ドルが買われます。
・石油等の取引はドル建てで行われるためドルが買われます。
・今回は多国籍軍であるため、米国以外からの買いが入ります。
そのため円買い以上のドル買いが入り、時間の経化とともに、相対的にドル円は横ばいまたはドル高円安になるかなと思われます。
今回、円高になったとしても、本当に有事の円買いでしかなく、シリア攻勢がすぐに終われば、途端に巻き戻ることになります。
おそらく、来週早々にでも、戻るのではないでしょうか。
それでは、以上を前提に、チャート分析です。まずは4H足のチャートを御覧ください。
3月26日を起点にした上昇波にのって、上昇している様子がわかります。
本来であれば、4月12日に下支えしていた上昇波NT型が時間償却して下落する見込みだったのですが、上昇波が拡張型に変化したようです。
おそらく、このまま行くのであれば、この上昇波は4月24日まで余波が続くものと思われます。
また、一目で言えば、遅行スパンが実行レートの外側におり、実レートが107を終値で割らない限り、上昇を優先してよいかと思われます。
そのため、来週としては、月曜日は序盤シリア攻勢ネタで、下げ開始かもしれませんが、早々にプラテン後、上昇し上値を目指す予想としたい思います。
ターゲット値は、最も可能性が高いと思われるのが、107.927です。
ここは、NT型上昇波とこれまで上値を抑えてきた日足の下降波との交点であり、上昇波V型のターゲット値でもあるところです。
差し込む可能性はかなり高いと思われます。
戦略としては、
買いで入る場合は、107円を背にした買い。積極的に行く場合は、107.25からの買い、LCは107円。ターゲットは107.9
売りで入る場合は、107.92からの売り。ターゲットは107.3
といったところでしょうか。
ただ、個人的には、戻り売りに注力したほうが安全かなーと思っています。
4月は、サイクル計算的にも買いの圧力が高まる時期ですが、すでに4月中旬になります。
ここらへんで、一度高値をつけに108円付近まで上げてくると思われますが、4月下旬からは、下落に向けて意識を備えておく必要があります。
5月-6月からは、サイクル的に7-9月が底値にあたることから、下落入りの入り口として、売りが開始され始める時期にくるはずと見ています。
ですので、ここで下手に買って、まだ行けると思って握っていると、事故にあいますので、買いで入られる方は、ロングに持つのではなく、107.9まで握っても良いですが、必ずどうね撤退できるようにストップをつけることを推奨します。