本日のドル円分析
1H足一目
15日NY時間からの反発で、遅行スパンは若干好転を見せていたが、先行スパンが戻り抵抗帯となり、東京時間では106円を割る展開。
強気転換入りになるためには、まずは、106円の回復維持からの106.18超えの続伸が必須。
一時的に106.円を越えても維持出来ない場合や106.18に行けず、現状のレートを維持する場合は、欧州時間からさらなる一段安を試す展開を優先する。
なお、本日の20時台に、106円超えを回復維持している場合には、反騰に警戒する。
短期形成サイクル
13日午前安値106.25からの反騰で、いったんは新たな上昇期に入ったかと思われたが、14日夜の下落で、106.25を割り込んだために底割れによる新たな弱気サイクル入りへ変化。
今回の安値形成期は16日から18日(週末繰越で20日かな?)にかけてと想定。
昨日15日午後に一度105.8の安値を付けているが、形成サイクルの観点では、日柄が浅いことから、本日16日のロンフィクからNY時間終盤にかけて、一段安余地が残る。
また、今週の終値次第で、週明けのさらなる下落の可能性も残る。
地合い状況
1H 足は、15日NY時間から売り地合いに変化。16日現在は、完全に売り地合いになっている。
4H足は、買い地合いを継続。ただし、EMAが下落方向に向きが変わってきていることから、本日夜間くらいには、売り地合いに変化するものと想定される。
8H足は、買い地合いの変化の兆しを見せているが、MAがともに下落方向を向いていることから、売り地合いが根強い状態を示唆している。