本日のドル円分析 中期視点
昨日は、結局トレードなしでした。広く取りすぎたのかも知れません。
さて、NY市場で対中国の関税が発表され、NYダウが急落、ドル円は年初来安値ギリギリのところでとどまっていましたが、NY引け後に大統領補佐官更迭と保守強硬派後任人事のニュースを受け、一気に105円の大台を割り込む展開となりました。
恐ろしいですね…。。。
株式市場も早朝の先物市場で一段安。これまでドル円は105.25にバリアOPが観測されて壁になっていましたが、一気にブレイクされ、逆にサポートとなっていた105円台序盤が抵抗帯となった感があります。
さて、3月の週末です。
自分的には、現レートは未知の領域なので、よくわからないのですが、取り敢えず長期足でみれば、2016年安値99.02と2016年12月高値の78.6％の位置に来る103.22、2016年安値、その後の2016年12月高値の61.8％の102.08
トランプ大統領当選直後の安値101.20が目下の節目でしょうか。
103円台前半までは目立ったターゲットが無いようにも思われます。
それでは、短期４H足での波動計算ではどうか？現状、V方に支配されている形のようにも見受けられることから、目下のターゲットは103.786でしょうか。
103.786 V 2018/3/24 20:00
98.456 N 2018/6/1 16:00
96.911 E 2018/5/21 16:00
100.001 NT 2018/6/12 16:00
週末の繰越を考えると、V型の下降波は、26日20時まで有効です。
また、NT型、N型を見ると6月をターゲットに100円を割る勢いを見せています。
では日足的にはどうか？
103.64 N 2018/7/30
97.4 E 2018/6/1
109.87 NT 2018/9/27
こちらは、V型下降波は時間償却しており、昨日まで支配的だったのはN型でした。
そして、こちらも少なくとも７月末には103円台に入ることを示唆しています。
また、6月1日を期限に、97.4円をターゲットとする下降波E型もいます。
100円ないしは100円割れを、6月までにターゲット、という観点で、４H足、日足ともに符号することを考えると、下値もそこそこ行くのではないかと思われます。
なお、週足で見ると、自分的には12月17日に91.354がターゲットです。
本日から日柄的に上下に振れやすい時間帯に入ります。
時に大きめの戻しが入る可能性もありますが、円高方向へバイアスをかけた視線で、引き続き注意が必要な期末相場になったのではないでしょうか。
