本日のドル円分析
1H足一目均衡表
現在、19日の上昇で先行スパンを上抜き、両スパン好転を維持し横ばいで推移。
現状のレートが維持されるのであれば、先行スパンを上抜いた状態が暫く維持されることになるため、上昇の余地ありと見るが、先行スパン上限が徐々にレートに追いついてくることになるため、明日明後日までに108円超えにならない場合には、先行スパンからの転落となり、弱気転換に対し注意が必要となる。
また、遅行スパンが悪化となってくる場合には、安値試しを優先する。
形成サイクルでは、13日夜高値を起点とした、高値形成サイクルの観点で、20日深夜の高値107.8でサイクルトップをつけた可能性あり。
今後の動きの可能性として2パターン。
1つは、20日高値を上抜いてくる場合は、さらなる強気サイクル入りと見るケース。
もう一つは、うわ抜けず下落またはわずかに抜くも、反落するケース。
前者については、さらなる上昇を優先し、高値形成することが見込まれる。この場合次の高値形成期は、拡張として23-26日の間とみられる。
後者については、18日深夜を起点とし、23日~25日にかけてが安値形成期か。
以上を踏まえての見立て。
107.51円をサポ、20日夜高値107.85円をレジ。
107.85円超えへ続伸する場合は、107.927への差し込みを想定。
1H足の終値で、107.927をブレイクできない場合は、再度の下落を優先。
逆にブレイクする場合は、108円台序盤への上昇を想定。
ただし、108円到達ではいったん売られやすい。
一方で、108円台に定着し始める場合は4月末から5月初旬にかけて、上昇継続性の余地が残り、109.7付近までの上昇余地が残る。
107.51割れからは、弱気入りとして、107試しを優先。
17日安値106.88割れを、回避し、反発からの高値更新がある場合は、上昇継続とみるが、可能性は低いか。
割り込む場合は、再度の下落期入りを優先する。