来週のドル円予測
来週のドル円予測です。
まずは、昨日までの４H足チャートを御覧ください。
米政権の要人の辞任・解任がマクマスター大統領補佐官にまで広がった事件で、テクニカルには、一時106.8までを見えていたところを潰される形となって、円高が続伸しました。
当初、105.25に観測されていたバリアOPで弾かれるかの攻防がありましたが、とっぱされ、104.638まで続落。
その後、105.29まで一旦週末調整で戻すも、NYクローズでは、104.76で終了となっています。
全体的な円高基調の流れは維持なのですが、ここで気になるのが、以下の2点。
1点目は、NYクローズの段階で、104.638をブレイクできずに戻ってきていること。
2点目は、終値で見てみれば４H足の下降波ラインにサポートされて終わっていること。
テクニカルに見れば、来週週明け前半は、円高下落を優先として見るべきところなのですが、この４H足下降波のラインをサポートに暫くもみ合う展開になるかもしれません。
では、月曜日からの展開はどうか？
ここでは、１H足のちゃーとを御覧ください。
遅行スパンがが実体レートから転落していることから、当面下落基調であり、上値が重い展開が続くことが予想されます。
先日の終値が、105円以上で終わるようであれば、実体レートの中に入ってくる形になるため週明けからの反騰が見込まれたのですが、それを見事に潰された形になっています。
そのため、週明けの東京時間の取引については、上値は重く４H足の下降波のラインを中心とした持ち合い相場になりそうです。レート言えば、104.7－104.75を中心ですね。
一方で、欧州時間16時までに、実体レートが、104.8を超えてくる場合は、反発注意となります。
仮に反発になる場合は、105.05（先行スパン下限）、105.3、が抵抗帯になってくると思われます。
そのため、来週の月曜日からの戦略ですが、以下のようにすると無難かもしれません。
１.104.864を背にした売り 利確ポイントは104.75、下値を試したい場合はこまめに決済ラインを引き下げ、最終ターゲットを104.64とする
２．より安全を見る場合は、105.05からの戻り売り。ターゲットは、104.85付近。
３．買いを狙いたい場合は、104.7からの買い。LCポイントは104.6。利確ポイントは105.05。上昇とともに決済ラインを引き上げること。時間はかかると思いますが、うまくすると105.2までは上昇が見込めるかもしれません。
